喜多川泰著の『運転者 未来を変える過去からの使者』を読みました。
この本は人生において大切なことを教えてくれます。
また、マイナス思考に陥ってしまった時におすすめです。
きっとこの本を読めば、あなたもプラス思考になれます。
作品情報
書名: 運転者 未来を変える過去からの使者
著者: 喜多川泰
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
ページ数: 239ページ
単行本
Kindle版有・Audible版有(2024年3月現在)
この本をおすすめする人
- 自分ばかり不幸だと思ってしまう人
- いつもマイナス思考の人
- 常に上機嫌でいたいと思っている人
- 損得で物事を考えてしまう人
あらすじ
保険の営業をしている岡田修一は、二十件という大量の保険解約で窮地に立たされる。
大量の解約に伴い給料を減らされることを妻にも言えず、娘は不登校になっており、田舎の母からの電話で頭の中もパンク寸前。
泣き出しそうな思いになっていた時、ふとタクシーが近付いてくる。
そのタクシーは修一の人生の転機となる場所に連れて行ってくれるという不思議なタクシーで――。
読んだ動機
Kindle Unlimitedで読めるようになっていたので、軽い気持ちで読んでみました。
すごく話題になっていましたが、話題の書は避けていたので、本当に気まぐれです。笑
この本のおかげで話題の書もどんどん読んでみようと思うようになりました。
やっぱり話題になるだけ、良いところがあるんですよね。
この本もお気に入りになったので、紙の書籍も購入しました。
感想
この本は人生において大切な考え方を教えてくれます。
主人公の修一のように、「なんで自分ばかり不幸な目に……」と考えてしまう方も、多いのではないでしょうか。
私もそうです。
そして自分は運が悪いと思い込んで、ネガティブな思考に陥ってしまいます。
でも、運は良い・悪いということではないとこの本は教えてくれます。
「そうですよ。運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。だから先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。少し貯めてはすぐ使う人もいれば、大きく貯めてから大きく使う人もいる。そのあたりは人によって違いますけどね。どちらにしても周囲から〈運がいい〉と思われている人は、貯まったから使っただけです」
『運転者 未来を変える過去からの使者』喜多川泰
また、人生においての転機ってあるじゃないですか。
誰にでもきっとそれはあって、でもそれに気付けるかどうかなんて分からないですよね。
じゃあどうすれば気付けるか、それは「いつも上機嫌でいること」です。
「とにかく、大事なことですから忘れないでくださいよ。運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです。逆に機嫌が悪いと、アンテナは働かない。最高の運気がやってきているのに、機嫌が悪いだけでアンテナがまったく働かないから、すべての運が逃げていっちゃうんです。昨日のあなたみたいに」
『運転者 未来を変える過去からの使者』喜多川泰
なんだそんなことか、って思った方もいらっしゃるかもしれませんが、案外難しいんですよね。
どうしても日常生活でイラっとすることってありますから。
私も心の中で「上機嫌」「上機嫌」とブツブツ唱えています。笑
「腹立つ―!」って時は、またこの本を開いて、心を落ち着かせようかな。
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