伊坂幸太郎著の『アイネクライネナハトムジーク』を読みました。
2019年9月に映画も公開された作品です。
伊坂幸太郎作品にしては珍しい恋愛物語となっていますので、ぜひあなたも楽しんでください。
作品情報
書名: アイネクライネナハトムジーク
著者: 伊坂幸太郎
出版社: 幻冬舎
ページ数: 285ページ
単行本・文庫本
Kindle版有・Audible版有(2024年7月現在)
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この本をおすすめする人
- 人と人との繋がりを感じる物語が好きな人
- これから何か始まりそうなワクワク感が好きな人
あらすじ
恋をしたいと思っているが他力本願な会社員、奥さんに家を出ていかれた三十代後半の男性、元いじめっ子と再会してしまったOL──情けない姿ばかりの登場人物達に思わず共感してしまう。
これから何かが始まるようなワクワクした気持ちになれる連作短編集。
読んだ動機
期間限定カバーが可愛くて購入しました。
私が購入したのは温かみのオレンジ色のカバーのものですが、夏限定の爽やかなブルー色のカバーも出たようです。
感想
これから何か始まりそうなワクワク感がありました!
個人的に好きなのは「ライトヘビー」の章です。
美奈子と学が出会う話で、学のお姉さんの紹介で知り合うけど、進展がありそうだったり無さそうだったりといった感じがリアルでした。笑
最初は会いもせずに電話だけだったのも、なんだか分かります。
最後ちゃんとくっついたのは、嬉しかったし安心しましたね。笑
まるで美奈子や学の身内か友達の立場の感情を抱きました。
他の物語も小さな幸せとか奇跡が詰め込まれてこちらもすごく良い気分です。
伊坂幸太郎作品の独特な雰囲気もばっちり感じることが出来る作品でした。
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