川島隆太の『本を読むだけで脳は若返る』を読みました。
「読書好きだけどなんだか読む気にならないな…」という方はいらっしゃいませんか?
本書は読書のモチベを上げるのにぴったりの本となっています。
また、著者はあのニンテンドーDS『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を監修された川島隆太教授です。
ぜひ本書を読んであなたも読書を始めましょう。
作品情報
書名: 本を読むだけで脳は若返る
著者: 川島隆太
出版社:PHP研究所
ページ数: 184ページ
新書
Kindle版有 (2024年11月現在)
この本をおすすめする人
- 読書のモチベーションを上げたい人
- スマホばかり触ってしまう人
- 小さなお子さんがいる人
内容
読書は脳の全身運動になる
読書をすればいいことがある――そういう認識を持っている方もいらっしゃるでしょう。
本書によれば、読書をすれば脳の全身運動ができるとのこと。
本の種類は?
本といっても小説や漫画、絵本など沢山の種類がありますよね。
本書によれば本の種類についてはあまり関係ないと思われますが、活字中心の本がおすすめなんだとか。
電子と紙、どちらがいいのか?
最近は電子書籍を利用される方もかなり増えた印象ありますよね。
しかし読むなら紙の書籍のほうが良いとのこと。
電子よりも紙の書籍のほうが語彙の習得や文章の理解、応用力の習得に差が出るんだとか。
また、読むだけではなく音読をすることによって記憶力も高まるそう。
教科書を音読して覚えていく、ということを学生時代にやっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。(私もやりました)
あの行動は合っていたんだと判明して安心しました。
読み聞かせの効果
個人的にこれに一番驚いたのですが、子供に読み聞かせを行うことによって泣いたり騒いだりすることが減り、子育てのストレスが減るんだとか。
どのくらいで効果があるのか?
「そんなの忙しい!」という方も沢山いらっしゃると思いますが1回10分、週3回でも効果があるとのことですので、今日は時間が空いたなという時があればぜひ挑戦してみてください。
スマホの怖さ
スマホは私たちの生活に大きな影響を与えていますよね。
大人でも子供でも、気付けばスマホを触ってしまっている方は多いのではないでしょうか。
本書ではそんなスマホの恐ろしさについて記載されています。
大人の脳でもダメージがある
スマホはまだ未熟な子供の脳だけではなく大人の脳でもダメージがあるそう。
スマホの依存傾向が強いと、不安な気持ちを増幅させたり抑うつの状態になったり、共感性や喜怒哀楽など感情のコントロールがうまくできなくなるといった傾向があることがわかっています。
学習用アプリは?
スマホには学習用アプリも沢山ありますよね。
特に学生さんは利用されている方も多いのではないでしょうか。
しかしなんと学習用アプリでも悪影響があるんだとか。
ただし「1時間以内」という利用時間ならむしろ成績が上がったという結果が出ているそうなので、ほどほどに使うのはおすすめです。
まとめ
いかがでしょうか。
少し読書のモチベーションが上がりませんか?
本書では読書による効果を実験結果に基づいて記載しており、また、最近話題のAIについても触れています。
読書による効果を詳しく知りたいという方はぜひ読んでみてください。
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