優しいスイーツが癒してくれる
『ものがたり洋菓子店 月と私』
野村美月

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野村美月著の『ものがたり洋菓子店 月と私』を読みました。

現在第二弾まで出版されています。

第一弾『ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法』と第二弾の『ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡』の二冊とも読み終えたのでご紹介します。

優しいお話と優しいスイーツで、きっとみなさんの心も癒されるはず。

 

作品情報

書名: ものがたり洋菓子店 月とわたし

著者: 野村美月

出版社: ポプラ社

ページ数: ひとさじの魔法 280ページ ふたつの奇跡 284ページ

文庫本

Kindle版有 (2024年9月現在)



この本をおすすめする人

  • スイーツが好きな人
  • 少女漫画のような恋愛が好きな人
  • 片思いしている人

 

あらすじ

住宅街にある洋菓子店「月と私」。

そこにはお菓子の魅力を物語にしてお客様に伝える「ストーリーテラー」がいる――。

お客様の悩みに寄り添うストーリーテラーと腕利きのシェフによって、お客様の心はほだされていく。

心を温かく優しく包みこんでくれるようなおいしい短編集。

 

読んだ動機

表紙のスイーツが可愛かったので買ってみました。

ケーキやクッキーが食べたくなる表紙です。笑

 

感想

なんだかんだとパートを続けてしまい転職を悩む女性、片思いをしている人に意地悪してしまう男の子、スイーツ店に一人で行けない男性、自分の性別に悩む人などなど本当にさまざまな悩みを抱えた人たちが登場します。

自分の悩みと似てるな~っていう人もいるし、世の中こういう悩みもった人もいるな~って人もいて、すごく共感もできるし考えさせられた部分もありました。

この物語で悩みが解決するわけではないけど、すごく寄り添ってもらった気持ちになります。

そして面白いのはシェフの恋愛。

繰り広げられる三角関係が少女漫画みたいで、ドキドキしました。笑

また、スイーツのお話は結構しっかりあります。

全然知らないカタカナがいっぱい出てきてびっくりしました。笑

世界には知らないスイーツがたくさんあるんだなぁ。

この物語で出てきたスイーツたちもどんどん食べてみたいものです。

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