孤独を感じた時、この本が寄り添ってくれる
『かがみの孤城』
辻村深月著

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辻村深月著の『かがみの孤城』を読みました。

202310月時点で累計発行部数200万部を突破し、話題となっている作品です。

作品情報

書名:かがみの孤城

著者:辻村深月

出版社:ポプラ社

ページ数:554ページ(単行本版)

単行本版・文庫本版

Kindle版有 (20243月現在)

この本をおすすめする人

  • 孤独を感じている人
  • 誰かに寄り添ってほしい人

 

あらすじ

主人公である中学生の安西こころは、同級生から受けたいじめが原因で学校に通うことができなくなった。

家に引きこもる毎日だったが、とある日、自分の部屋にある鏡が光りだし、鏡の中に吸い込まれてしまう。

その中には城のような場所で、オオカミさまという狼の面をつけた少女と、同じ中学生であるアキ・フウカ・スバル・マサムネ・リオン・ウレシノと出会う。

オオカミさまによれば、この城の中には「願いの鍵」が隠されており、それを見つけた一人だけが、どんな願い事も叶えられる願いの部屋へ入ることができるという――。

なぜこの七人なのか。

この場所は何なのか。

すべてが明らかになったとき、きっとあなたも涙する――。

 

読んだ動機

202429日にアニメ映画版が金曜ロードショーで放映されることになったのがきっかけです。

映像で観る前に、どうしても原作を読んでみたくなって。

結構長い物語ですが、あっという間に読んでしまいました。

 

感想

小学生、中学生、高校生にぜひ読んでほしいと思いました。

この年代は、きっと孤独を感じやすいと思います。

昔とは違ってSNSが増え、もし私が今学生だったらついていける自信はありません。

簡単にいじめに繋がってしまうと思います。

もしかすると、最初の頃のこころのような日々を送っている子もいるかもしれません。

この本は、そんな子たちに寄り添ってくれるのではないでしょうか。

読み終わった後、あなたは一人じゃないこと、もう無理をしなくていいことが、分かるはずです。

 

映画について

かがみの孤城には映画版があります。(20221223日公開)

なんと2024315日よりAmazonPrime Videoで見放題配信が始まりました!

 

原作を読んだ方には特に観ていただきたいです!

後半は特に涙腺崩壊。

原作を読んで結末を知っていても、心にくるものがありました。

原作と映画、どちらを先に見たほうが良いか?

個人的には原作を先に読むことをおすすめします。

映画版は詳しく触れられていない部分もあります。

原作を読んでいない方にとっては、よく意味が分からないまま話が進んでいるように感じるかもしれません。

原作を読んで、イメージの補完をするのにはちょうど良かったです。

 

 

 

 

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